月案で決めること
一か月を通して大切にしたい経験を整理します。
- 前月から続く子どもの姿
- 生活と遊びのねらい
- 季節や行事との関係
- 環境構成と家庭との連携
週案へ具体化する
月案のねらいを、今週の場面と活動へ落とします。
- 曜日ごとの主な活動
- 予想される子どもの姿
- 保育者の援助と声かけ
- 雨天・体調変化の代替案
提出前の確認
きれいな文章より、職員が同じ対応を取りやすいかを見ます。
- 抽象語だけで終わっていないか
- 個人差への配慮があるか
- 安全と職員配置が書かれているか
- 振り返りで確かめる姿が明確か
子どもの姿から週案へ書き換える例
『水に興味を持つ』という月案を、観察できる内容へ具体化します。
- 姿:水道の水へ手を伸ばし、流れを繰り返し見ている
- ねらい:水の冷たさや流れの変化を、自分の方法で確かめる
- 環境:浅いトレー、透明カップ、乾いたタオルを少人数分用意する
- 援助:触れない子にはカップ越しに見る方法を示す
- 評価:見た・道具を使った・繰り返した姿を記録する
月案・週案でよくある質問
例文は完成文ではなく、考えるための候補です。
- 例文は現在の子どもの姿、職員配置、環境へ書き換える
- 活動は手段、ねらいは保障したい経験として分ける
- 評価には見られた姿、安心できた条件、援助の影響、次に変える環境を書く
根拠と確認資料
計画作成の基本は厚生労働省『保育所保育指針』を参照しています。
- 養護と教育を一体的に行う
- 子どもの発達過程と個人差を踏まえる
- 環境を通して主体的な活動を支える
よくある質問
掲載例をそのまま実施してよいですか?
掲載内容は参考例です。子どもの発達・体調、職員配置、使用できる場所、園の方針を確認し、時間・人数・参加方法を調整してください。
参加したくない子にはどう対応しますか?
見る、聞く、途中から加わる、別の安心できる場所で過ごすことも認めます。参加や動きを無理に求めません。
例文をそのまま提出してよいですか?
現在の子どもの姿、園の環境、職員配置へ書き換えます。抽象語だけでなく、振り返りで確認できる姿を含めてください。
参考にした公的資料
- 厚生労働省『保育所保育指針』 ↗
発達過程と一人ひとりの状況を踏まえ、環境を通して行う保育の基礎資料です。
公的資料の趣旨を踏まえ、保育現場で検討しやすい参考例として再構成しています。園のマニュアルと原文も確認してください。