DEVELOPMENT SUPPORT

発達支援の考え方

診断や決めつけではなく、「いつ・どこで・何があると過ごしやすいか」を観察して支援を考えます。

SUPPORT SHEET

観察から振り返りまでを1枚に

個人名・生年月日・診断名は入力しないでください。入力はこの端末のブラウザ内に保存されます。

実際の姿を記録

OBSERVATION

記録は「ABC+うまくいった条件」で

A|直前

音、移動、待ち時間、要求、相手、体調

B|見た事実

解釈を入れず、言葉・動き・時間を記録

C|直後

周囲の対応と、その後に何が変わったか

+|できた条件

安心できた環境、援助、本人の選択も残す

CONSULTATION

園内共有・専門相談を検討する目安

項目に当てはまれば診断が必要という意味ではありません。担任一人で抱えず、相談の優先度を考える参考です。

すぐに安全対応
  • 本人や周囲に重大なけがの危険がある
  • 呼吸・意識・けいれん・誤嚥など緊急症状がある
  • 虐待や著しい養育上の懸念がある
早めに園内共有
  • 食事・睡眠・排泄・登園など生活への影響が続く
  • できていたことの後退や急な変化が見られる
  • 同じ困難が複数の場面・職員で繰り返される
専門相談を検討
  • 環境調整を続けても本人のつらさが強い
  • 家庭も困り感を抱え、連携した支援を希望している
  • 園内だけでは安全な支援方法を決めにくい

相談先や手順は自治体・園で異なります。管理職、園内支援担当、嘱託医、自治体の発達相談、児童発達支援センター等へ園の手順でつないでください。

SOURCES

参考にした公的資料

公的資料をもとに、保育現場で検討しやすい参考例として再構成しています。原文もあわせて確認してください。

01

行動の前後を見る

行動だけでなく、その前後と環境を記録します。

  • 直前に音・移動・待ち時間・要求がなかったか
  • 行動のあとに何が変わったか
  • 時間帯、場所、相手による違いがあるか
02

環境を調整する

子どもを変えようとする前に環境を小さく変えます。

  • 予定を絵や実物で短く知らせる
  • 刺激の少ない居場所を用意する
  • 選択肢を二つに絞る
  • 活動を短い工程に分ける
03

チームで共有する

一人の印象ではなく複数の場面をつなぎます。

  • できた場面と条件も記録する
  • 家庭での様子を決めつけずに聞く
  • 必要に応じて園内支援担当や専門機関へ相談する