選びやすい活動の特徴
短く繰り返せて、途中で離れても戻りやすい活動が向いています。
- 大きな素材を使う
- 保育者の表情や動きをまねられる
- 座る・立つを選べる
- 完成や勝敗を求めない
実施前の安全確認
活動名より、素材と環境の確認を優先します。
- 口へ入る大きさの部品がないか
- 床の滑り、段差、家具の角
- 破損した素材や外れやすい部品
- アレルギーや皮膚状態
援助の考え方
できるようにさせるのではなく、安心して試せる距離を作ります。
- 短い言葉と動作を一緒に見せる
- 嫌がる感触は道具越しや見るだけに変える
- 子どもの発見を言葉にする
- 終わりの合図を毎回そろえる
1歳児10人・感触遊びの組み立て例
口入れ、歩行、感触の好みに違いがあるクラスを想定します。
- 2人ずつの机を用意し、残りの子には普段の玩具コーナーを残す
- 大きなスポンジを一つずつ渡し、保育者が押す動きを示す
- 直接触れない子には透明袋越し・道具越し・見るだけを示す
- 3分程度で交代し、素材の個数、手指、床面を確認する
- 触った時間ではなく、本人が選んだ参加方法を記録する
1歳児の遊びでよくある質問
全員を同じ参加方法へ合わせないことが基本です。
- すぐ離れる:短い集中を自然な姿として受け止め、戻れる環境を残す
- 口へ運ぶ:手元を継続して見守れる人数に減らし、難しければ活動を変更する
- ねらい:『素材へ手を伸ばす』など、その日の姿から確かめられる表現にする
根拠と確認資料
素材と環境の安全は活動ごとに確認します。
- 厚生労働省『保育所保育指針』
- こども家庭庁『教育・保育施設等の事故防止ガイドライン』
- 消費者庁『小さなものの誤飲事故に注意』
よくある質問
掲載例をそのまま実施してよいですか?
掲載内容は参考例です。子どもの発達・体調、職員配置、使用できる場所、園の方針を確認し、時間・人数・参加方法を調整してください。
参加したくない子にはどう対応しますか?
見る、聞く、途中から加わる、別の安心できる場所で過ごすことも認めます。参加や動きを無理に求めません。
口へ運ぶ姿がある場合は?
手元を継続して見守れる少人数にし、素材の大きさ・破損・個数を確認します。見守れない場合は活動を変更してください。
参考にした公的資料
- 厚生労働省『保育所保育指針』 ↗
発達過程と一人ひとりの状況を踏まえ、環境を通して行う保育の基礎資料です。
- こども家庭庁『教育・保育施設等の事故防止ガイドライン』 ↗
活動前の安全確認、重大事故の防止、事故発生時の対応を確認できます。
- 消費者庁『小さなものの誤飲事故に注意』 ↗
小部品や身近な物による誤飲を防ぐ際の確認資料です。
公的資料の趣旨を踏まえ、保育現場で検討しやすい参考例として再構成しています。園のマニュアルと原文も確認してください。