FAMILY SUPPORT
虐待・不適切養育が疑われる
保護者への文例作成より、子どもの安全確保と組織的な報告を最優先にします。
現場を想定した例
子どもの身体に説明のつきにくい傷があり、本人が家庭での出来事を話した。担任が単独で保護者へ確認せず、直ちに管理職へ報告する場面。
※特定の園や実在の事例ではなく、理解を助けるために構成した架空例です。
判断するときのポイント
- 子どもの言葉を誘導せず記録する
- 確証がないことを報告しない理由にしない
- 保護者対応より安全確保と園・自治体の手順を優先する
最初に確認する事実
- 子どもの言葉を誘導せずそのまま記録
- 傷や様子を客観的に記録
- 日時・発見者・これまでの経過
- きょうだいを含む安全上の懸念
伝える順番の参考
- 子どもの安全と安心を確保する
- 保護者へ単独で問い詰めたり約束したりしない
- 直ちに管理職へ報告し、園・自治体の手順に従う
伝え方の参考例
この場面では定型的な保護者向け文例を使用しません。子どもの安全確保、客観的記録、管理職・所管部署への報告を優先してください。
そのまま使用せず、確認できた事実と園の方針に合わせて調整してください。
避けたい対応
- 保護者へ単独で確認・追及する
- 子どもに繰り返し詳細を尋ねる
- 証拠がないとして記録や報告を遅らせる
- 職員個人で秘密にすると約束する
記録に残す項目
- 日時・場所・対応した職員
- 確認できた事実と情報源
- 保護者へ伝えた内容と反応
- 管理職への報告と今後の対応
管理職・専門機関への共有
- 緊急性がある場合はためらわず警察・児童相談所等への連絡を園の手順で実施
- こども家庭庁のガイドラインと自治体の通告・相談手順を優先
参考にした公的資料
- 児童虐待に係る法令・指針等一覧 ↗
保育所から関係機関への情報提供・通告に関する公的手順
公的資料の要点を保育現場で確認しやすい形に整理しています。原文もあわせて確認してください。