FAMILY SUPPORT
発達や育ちの気になる姿を伝える
診断的な言葉を避け、複数場面の具体的な姿と支援を共有します。
現場を想定した例
集団活動の切り替えで困る姿が続く一方、好きな遊びでは集中している。家庭での姿を聞きながら支援を考える場面。
※特定の園や実在の事例ではなく、理解を助けるために構成した架空例です。
判断するときのポイント
- 診断名や決めつけを用いない
- 困る姿だけでなく得意な姿も伝える
- 複数職員の観察を整理してから相談する
最初に確認する事実
- いつ・どこで・何があると見られる姿か
- できていること・安心している場面
- 園で試した環境や援助
- 家庭での様子
伝える順番の参考
- まず育ちや良さ、安心している姿を共有する
- 気になる姿を頻度・場面・行動で具体的に伝える
- 家庭の認識を聞き、園内共有や専門相談は同意と園の手順に沿う
伝え方の参考例
園では○○を楽しむ姿が増えています。一方、○○の場面で○○することが続いており、環境を○○すると落ち着きやすい様子があります。ご家庭では似た様子がありますか。一緒に関わり方を考えたいと思っています。
そのまま使用せず、確認できた事実と園の方針に合わせて調整してください。
避けたい対応
- 原因や責任が不明な段階で断定する
- 他児や他家庭を特定できる情報を伝える
- 一人で判断し、園として確認していない約束をする
- 障害名や診断を示唆・断定する
- 他児との比較だけで伝える
- 一度の行動だけで問題視する
記録に残す項目
- 日時・場所・対応した職員
- 確認できた事実と情報源
- 保護者へ伝えた内容と反応
- 管理職への報告と今後の対応
管理職・専門機関への共有
- 担任だけで判断せず管理職・園内支援担当と共有
- 専門機関への相談は園の手順と保護者の意向を確認
参考にした公的資料
- 保育所保育指針解説 ↗
保護者との相互理解、職員間の連携、保護者支援の基本
公的資料の要点を保育現場で確認しやすい形に整理しています。原文もあわせて確認してください。