子どもの状態
集団全体と個別の両方を見ます。
- 睡眠、食事、機嫌、顔色
- 発熱やけがの経過
- 歩行や移動時の様子
- 水分補給の状況
環境
園庭や散歩先は毎回同じ状態ではありません。
- 気温・暑さ指数・風・降雨・雷
- 地面の濡れ・凍結・段差
- 遊具の破損・熱さ・周囲の障害物
- 植物、虫、落下物、死角
職員間の共有
開始前に担当と合図を言葉にします。
- 人数確認の担当とタイミング
- 出入口と死角の配置
- 活動範囲と立入禁止場所
- 中止・集合の合図と代替活動
4歳児20人・園庭へ出る前の共有例
活動名だけでなく、範囲・配置・中止合図を職員間で言葉にします。
- 人数確認:出入口、開始時、終了時を担当者が声に出す
- 配置:固定遊具、砂場、出入口の死角を分担する
- 範囲:赤い線より先へ行かないことを子どもと確認する
- 中止:笛一回でその場に止まり、保育者を見る
- 代替:暑さや地面の状態で中止する場合は室内の色探しへ変える
終了後に残す記録
次回の安全判断に使える事実を短く残します。
- 活動した時刻と気象・暑さ指数
- 実際に使った範囲と職員配置
- 転びやすかった場所や混雑した動線
- 水分、疲れ、途中で休んだ子の様子
よくある質問
掲載例をそのまま実施してよいですか?
掲載内容は参考例です。子どもの発達・体調、職員配置、使用できる場所、園の方針を確認し、時間・人数・参加方法を調整してください。
参加したくない子にはどう対応しますか?
見る、聞く、途中から加わる、別の安心できる場所で過ごすことも認めます。参加や動きを無理に求めません。
予定した外遊びはできるだけ実施すべきですか?
予定より当日の体調、気象、地面、遊具、職員配置を優先し、短縮・変更・中止を選びます。
参考にした公的資料
- 厚生労働省『保育所保育指針』 ↗
発達過程と一人ひとりの状況を踏まえ、環境を通して行う保育の基礎資料です。
- こども家庭庁『教育・保育施設等の事故防止ガイドライン』 ↗
活動前の安全確認、重大事故の防止、事故発生時の対応を確認できます。
- 環境省『熱中症予防情報サイト』 ↗
地域別の暑さ指数と熱中症警戒情報を確認できます。
公的資料の趣旨を踏まえ、保育現場で検討しやすい参考例として再構成しています。園のマニュアルと原文も確認してください。