場面に合わせる
テンポと終わり方を次の活動に合わせます。
- 集まり前:動きを少し大きくする
- 食事前:座ったまま短く行う
- 午睡前:声量とテンポを落とす
- 移動前:最後の動作を集合の合図にする
年齢別の目安
上手にまねることを求めません。
- 0〜1歳:表情と短い繰り返し
- 2〜3歳:知っている言葉と動物
- 4〜5歳:言葉の変化や掛け合い
- 異年齢:複数の参加方法を認める
参加しない子への配慮
見る、聞く、その場を離れることも参加の一つです。
- 視線を強制しない
- 手を持って動かさない
- 別の安心できる場所を残す
- 終わりと次の予定を短く知らせる
給食前・3歳児18人の使い方
全員を静かにする目的ではなく、次の動きをそろえる合図にします。
- 配膳が見えにくい向きへ座り、待つ時間を先に伝える
- 座ったままできる手遊びを一つだけ選ぶ
- テンポを少しずつ落とし、最後の形を『手はお膝』にする
- 参加しない子にも『終わったら給食』と次を伝える
- 配膳が整ったら新しい手遊びを足さず、そのまま終える
うまく切り替わらないとき
手遊びを長くせず、環境と伝え方を見直します。
- 玩具や配膳が視界に入り続けていないか
- 次の予定を具体的に伝えているか
- 待つ時間が年齢や状態に対して長すぎないか
- 音や集団参加が苦手な子の居場所があるか
よくある質問
掲載例をそのまま実施してよいですか?
掲載内容は参考例です。子どもの発達・体調、職員配置、使用できる場所、園の方針を確認し、時間・人数・参加方法を調整してください。
参加したくない子にはどう対応しますか?
見る、聞く、途中から加わる、別の安心できる場所で過ごすことも認めます。参加や動きを無理に求めません。
手遊びで全員を静かにできますか?
静かにさせることを目的にせず、次の活動を分かりやすくする短い合図として使います。刺激を減らす環境調整も行います。
参考にした公的資料
- 厚生労働省『保育所保育指針』 ↗
発達過程と一人ひとりの状況を踏まえ、環境を通して行う保育の基礎資料です。
公的資料の趣旨を踏まえ、保育現場で検討しやすい参考例として再構成しています。園のマニュアルと原文も確認してください。