素材
対象年齢表示だけに頼らず、実際の使い方を想定します。
- 大きさと破損時の形
- 成分、におい、アレルギー
- 濡れたときの変化
- 必要数と終了後の個数確認
道具
使えるかではなく、安全に援助できる人数かを確認します。
- はさみの刃先と利き手
- のり・絵の具の使用量
- テープ台や容器の置き場所
- 道具を持って移動しない動線
終了後
小片や汚れを残さないところまでが活動です。
- 床・机・衣服の点検
- 部品と道具の個数確認
- 作品の乾燥・保管場所
- 子どもの皮膚や体調の確認
2歳児・大判シール製作の確認例
使用前から終了後まで、素材の数と子どもの動きを確認します。
- 直径、破れやすさ、粘着面、台紙の状態を確認する
- 使用前の枚数を数え、一人分ずつ小皿へ分ける
- 口へ運ぶ姿がある子の位置と担当職員を決める
- 一枚ずつ渡し、終えた子から手指と衣服を確認する
- 残数、台紙、机上、床を点検して記録する
中止・変更を判断する場面
予定していても、十分に見守れない場合は活動を変えます。
- 担当職員が減り手元を継続して見られない
- 素材の破損や個数不足が見つかった
- 皮膚状態やアレルギー情報を確認できない
- 子どもの疲れや口入れが普段より多い
よくある質問
掲載例をそのまま実施してよいですか?
掲載内容は参考例です。子どもの発達・体調、職員配置、使用できる場所、園の方針を確認し、時間・人数・参加方法を調整してください。
参加したくない子にはどう対応しますか?
見る、聞く、途中から加わる、別の安心できる場所で過ごすことも認めます。参加や動きを無理に求めません。
何歳からはさみを使えますか?
年齢だけでは決められません。道具の扱い、理解、姿勢、援助できる人数、園の基準を合わせて判断します。
参考にした公的資料
- 厚生労働省『保育所保育指針』 ↗
発達過程と一人ひとりの状況を踏まえ、環境を通して行う保育の基礎資料です。
- こども家庭庁『教育・保育施設等の事故防止ガイドライン』 ↗
活動前の安全確認、重大事故の防止、事故発生時の対応を確認できます。
- 消費者庁『小さなものの誤飲事故に注意』 ↗
小部品や身近な物による誤飲を防ぐ際の確認資料です。
公的資料の趣旨を踏まえ、保育現場で検討しやすい参考例として再構成しています。園のマニュアルと原文も確認してください。